と限定商品なら売れると思い込み迷走を繰り返してきたわけだが、「色で出すのは難しいぞ、すぐ限界が来る」という予想通り、あっという間にチャンポンめん発売企画はここにきてネタ切れとなった。
さらにチャンポンめんが発売からもうすぐ「発売60周年」を迎えようとしており、「これはなにかしないといけないんじゃないか?」という微妙な暗黙の空気が流れては消える状況が続いていた。
少し焦りを感じていた幹部 伊藤は、比較的年齢の近い営業の岡野を呼び出し、何の案も出ないだろうとは思いつつ、いろいろ話をしてみることにした・・・。